本当に頭部をドローン化できるのか?
市販のおもちゃのドローンを使って、頭部に必要なパーツをくっつけて試してみました。
とりあえず動画をご覧ください。途中でもの凄くうるさいシーンがありますので、再生音量に気を付けてください。
というわけで失敗です。散々ですね。
できないわけではないが、デメリットが多すぎる
動画の中では部品を付けると重くなって飛ばなくなることを強調していますが、これはモーター出力を上げるとか、他の方法で回避できなくもありません。実際に人が乗れるドローンもありますから、この辺りは設計次第でしょう。
ただし、プロペラの回転音がうるさすぎるのは困りものです。こちらもプロペラの設計を変えて静音化するなどの方法がありますが、どうしても大型になってしまうので、そちら方向への変更はしたくないのです。それに静音化といってもたかがしれていますので、ここまでやかましいと室内使用はほぼ不可能です。耳(マイク)をつけても他の音が拾えませんし、声(スピーカーまたは発声機構)も相手に届かないでしょう。
ドローンをやめることのメリット
まず第一に小型化があげられます。
当初の設計では、頭部のプロペラ部分の占有率が7割を超えていました。ドローンなのでしょうがないんですが、これがなくなればずいぶん頭部をコンパクトにできます。頭でっかちのロボットもかわいいものですが、限度というものもありますしね。
また、当然ながら頭部の電力消費が減ります。モーターは電気喰いますからね。目(カメラ)の画像取り込みで電力消費が大きくなりがちな頭部にはありがたいことです。良いことづくめですね。
じゃあ、何でドローンにしようと思ったの?
だって、かっこいいじゃないですか、ドローン。
残念だなぁ。
将来はHeadと他の部位を自由に取り換えられるようにしようと考えているので、Headが飛んで行って違うBodyに乗り換えるというのはかっこいいと思ったんですよね。
まあ、中型ドローンのBodyにしてHeadを載せるパターンもありますから、完全にドローンをあきらめたわけではないですが、少なくともHead単体でのドローン化はやめます。
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